20120314 原発民間事故調委員長に聞く(前)

  • 12 年前
BSフジ・プライムニュース『原発民間事故調委員長に聞く政府の危機管理 情報発信の在り方とは』

震災に伴う原発事故から1年。民間の有識者で構成される「福島原発事故独立検証委員会(民間事故調)」が、政府・国会の事故調査委員会に先駆けて先月27日に調査報告書を発表した。報告書では「直接事故対応に乗り出した官邸の介入が無用の混乱を招き、事故がさらに発展するリスクを高めた」と事故当時の菅政権を厳しく批判。電力事業者と規制当局などのいわゆる“原子力ムラ”が生み出した原発の安全神話が事故の遠因となったと、主に行政サイドの危機管理における不手際を強く指摘する内容となっている。
 事故後の政府の対応は危機管理の面でどこに問題があったのか? 事故・災害への事前の備えや発災後の行政の対応はどうあるべきなのか?
 菅前首相と共に災害・事故対応に奔走した福山哲郎前官房副長官、福島原発事故独立検証委員会の北澤宏一委員長らをゲストに迎え、報告書に挙げられた危機管理上の問題点を検証しながら、政府の危機管理の在り方を考える。

ゲスト: 福山哲郎 前官房副長官 民主党参議院議員
北澤宏一 福島原発事故独立検証委員会委員長 科学技術振興機構顧問
田中辰巳 危機管理コンサルタント リスク・ヘッジ代表

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