元GEの原発技術者の菊地洋一さんが訴える。心からの叫び!

  • 13 年前
元原発技術者菊地洋一さん中部電力靜岡支店で訴える。心からの叫び!

2011年4月15日、元GEの原発技術者だった菊池洋一さんが、中部電力で浜岡原発の停止を訴えました。

原発技術者であった菊池洋一氏の話を聞くと、今の原発がいかに危険なものかという事が分かります。
仮に、安全で完璧な設計図があったとしても、実際に作り上げる過程で、様々な小さな違いが重なり、それが大きな歪へと繋がっていく。配管の僅かなズレが重なり、設計図で正しい位置にあったものが変化する。
「お前、溶接が出来たよな?」というだけの技術も無く駆り出された若者が、原発工事の溶接を行う。「あの原発は必ず壊れます。だって、溶接をやったことがあるというだけで現場にいかされた俺が、あの原発の工事をしたんだから」という内容の話。

GEのものは、日本のような地震大国向けではなく、格納容器内の配管も複雑で、ぶら下がっているような状態。上向きの溶接は、下向きの溶接に比べ強度は半分。非常に、脆弱な作り。
「国の試験には通るだろうけれども、大地震などに耐えられる作りかと言われると自信がない」と、溶接工の職人さんが言う。

そもそも、人間が作ったものに「絶対壊れない。事故は無い」なんていう事があり得るのでしょうか?

ぜひ、こちらもご覧下さい。
※元原発技術者・菊池洋一『わたしにとっての広島と原発震災』
Former Reactor Engineer Kikuchi Yoichi: Hiroshima, and Nuclear Plant "Quake Disaster"
http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/04/former-reactor-engineer-kikuchi-yoichi.html

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