コロナ危機以降の未来シナリオ3ローカルな自給自足社会

  • 4 年前
ドイツ未来研究所の未来シナリオ3は、解説では私生活への退却、すなわちネオトライバリズムとタイトルされ、コロナ危機ではグローバルな国家間の同盟が全く機能しなかったことから、人々は国家政府やG8やG20、さらには国連などの超国家同盟を信じず、グローバルからローカルへと向かい、地域近隣住民の間で新種族を形成して、魅力的暮らしを創りだしている。
すなわちコロナ感染の恐れが家庭生活の魅力を再発見させ、地方での移住で小さなコミュニティ社会を誕生させている。
そこでは人々は自ずと感染への責任感が芽生えるだけでなく、お互いの助け合いが為され、特に老人や弱者に対して配慮されている。
そうした社会は競争社会ではなく、本質的に蓄えさえ分かち合われる社会であり、暮らし易い社会であることから、益々都会からの移住者が絶えないと述べている。詳しくはドイツから学ぼう390参照。

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